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いろいろな音痴のタイプ

一口に音痴といっても、実は色々なタイプの音痴があります。自分が、どんなタイプの音痴なのか理解できれば、意外と早く音痴から脱却できるかも知れませんよ。
 音痴は大きく分けて、耳そのものが良くない、つまりは音感が良くないタイプの音痴と、音は分かっているのに、その音をうまく出せないタイプの音痴に分けられます。
 まずは、音は分かっているのに、その音を上手く出せない音痴について見て行きましょう。音痴の中で最も多いのは、自分の頭の中では正しい音域を理解しているにも関わらず、正しい音域を出すことができない人です。このタイプの音痴は、自分自身で、音痴という自覚を持っています。自分が出したい声とは違う声が出るので、自分で自覚しやすい音痴ということになります。ただ、中には人前で歌うことに緊張して上手く歌えず、歌うことに対して苦手意識が強くなり、いつまでも緊張して歌ってしまう人もいます。人前で歌うのがそもそも苦手な人は、ひとりでこっそり、声を出して歌ってみて下さい。意外と思ったとおりの音を出すことができれば、実はあなたは音痴ではなく、たんなるあがり症かもしれませんよ。この場合は歌を練習するより、メンタルを鍛えたほうがいいかも知れませんよね。時に緊張している場面でもないのに、出したい音とは違う音になってしまう人の場合、ご安心ください。治りやすい音痴です。音感そのものは異常なければ、声の出し方をトレーニングするだけで、格段に上手くなることもあります。
 そして次の音痴タイプは、自分のどこがおかしいのか分からない人、です。残念ながら、音痴の自覚がないタイプの音痴です。基本的に、周囲の人からみれば音痴であるのに、全く自覚のない人というのはこのタイプです。もしくは決して上手いとは思っていないにしても、どこがおかしいのか、自分では良く分からないという人ですね。基本的にこのタイプの音痴は、音感そのものが正しくありません。絶対音感を持っている人のほうが少ないのですから、音感のレベルには個人差があって当たり前ですよね。なかなか自覚しにくい音痴というのは、自分の音感レベルがあまりよくないという自覚がそもそもありません。そのため、例えば人に音域が狂っていると指摘されても、それでは正しい音域がどこにあるのか分からないのです。これが最も治しにくい音痴です。この場合は、遠回りのようですが、音感を鍛えることから始めたほうが、結局音痴を直す近道になります。最後に、リズム感がない人も音痴の一種ですね。これは声が出ないタイプの音痴ではないのですが、ちゃんとリズム感があると多少の音痴はごまかせる、お得なタイプの音痴です。

そもそも音痴の定義とは

いろいろな音痴のタイプ

音痴を治す方法

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