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楽器にチャレンジ

 音感を発達させるひとつの方法として、楽器を演奏するという方法があります。楽器は何でもかまいません。最近はパソコンのフリーソフトで楽器ソフトなどもありますので、投資金額が無いという人はそこからはじめて見るのもいいかもしれません。さて、なぜ楽器が音感を発達させるのかというと、楽器は人の声帯よりも、正しい音を出しやすいからです。特に音痴な人なら分かると思いますが、ピアノの鍵盤で、任意の音を鳴らすのと、自分の声で任意の音を出すのでは、断然ピアノを使ったほうが正しい音を探しやすく出しやすいはずです。楽器を使って、正しい音を聞く訓練ができれば、自然と音感は上がっていくのです。楽器を使うという事は、耳を鍛えるという事になるわけですね。
 ところで皆さんは、音感が優れている人というと、まず最初に思い浮かぶのは絶対音感の持ち主ではないでしょうか。絶対音感を身に着けさせるためには子供の頃から耳を鍛えていないと難しいと言われています。もっと多くの人が小さなころから楽器を演奏したりもしているのですが、絶対音感が身につけられる人は、20万人にひとりと言われています。つまり、ほとんどの人は、絶対音感は持ってはおらず、歌が上手いと言われる人の多くは、絶対音感を持ってはいないということです。音感というと、この絶対音感に近づくためのものだと思ってしまうかもしれませんが、そうではありません。相対音感という、基準となる他の音を頼りに、その音よりも高いか低いかを聞き分けることのできる音感を鍛えればいいのです。相対音感に優れた人は、基準となる音があれば、例え複数の音でも、比較する音との音程差が正確に分かったりもする能力です。そして絶対音感とは異なり、相対音感は大人になってからでも十分鍛えることができるものです。例えば、楽器があれば、絶対音感がなくても耳コピも可能になります。音痴脱却のため、だけではなく、音楽を楽しむことにも繋がります。余裕があれば、ぜひお好みの楽器にチャレンジしてみて下さい。

そもそも音痴の定義とは

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